<ご相談者:山梨県に居住する36歳の男性>
仕事で時々福岡へ出張に行っている。出張の際に、何度か指名した風俗嬢を好きになってしまった。好意を伝えたところ、相手も自分の気持ちに応えてくれたので、その後出張以外にも度々行って会うようになった。
自分の早く山梨へ行って一緒に生活したいが、身体の不自由な祖母と二人で暮らしており、お金も自由にならず、困っていると相談された。いずれ一緒になることを夢見て、金銭的な支援をするようになった。
相当な金額の支援をし続けているにも関わらず、なかなか彼女の上京は実現しない。そこでようやく何かおかしいと感じ始めた。
情報収集によって得られた情報
今まで住所を聞いたことも無く、名前と連絡先、振り込み先、レンタカーで送り迎えをする時に乗り降りする場所がわかってるだけという状況である。
調査の結果、乗り降りする場所から15分ほど歩いた場所に建つ一軒家に住んでいることがわかった。また、SNSで違う名字で子供と旦那らしき男性と一緒の写真がアップされている。
現地調査を実施したところ、一軒家に対象者と夫、子供の4人で住んでおり、良い家庭を築いていることがわかった。
話し合いの実施
今度また福岡へ行く旨の連絡をし、相談者が対象者と話をする場を持つことになった。
対象者はまた相談者からお金を引っ張るつもりでいたようだが、調査結果を突きつけ、家庭を壊さない代わりにきちんと返済をしていくことを約束させた。
事前に借用書を用意し、対象者に記入させるだけの状態にしていたので、問題なく借用書も作成することができた。金額が大きく、毎月の返済を考えると相当な期間が必要だが、今のところ返済はされているとのことである。
ポイント
対象者は相談者と結婚したいと言っていたが、実際にはすでに結婚して子供もおり、離婚する気も無く、相談者はただの金づるにすぎなかった。
本来であれば公正証書まで作成したいところではあるが、対象者は夫や近隣に住む姉妹にも絶対にバレたくないとのことであったため、返済はとりあえず滞りなくおこなわれるであろうと判断した。
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